北朝鮮、拉致問題:「国」に連れ去られた人たち

公開日: : アジア

Ofxord Street Sunrise (Explored #19)
by Dom Crossley

ある日、突然どこかへ連れて行かれる。
今までの人生、そして将来の夢がすべて断たれてしまう。
あってはならないことが、「国」という単位で行われていました。

北朝鮮による拉致問題です。
1970年代から80年ごろにかけて行われていたと言われます。
昔のことだと感じられますが、今なお続いている問題なのです。

今回は拉致問題に関するお話です。

なぜ拉致をしたのか?

北朝鮮がなぜ日本人を拉致したのか、ということについてはまだよくわかっていません。

有力な説としては、北朝鮮がスパイを養成するためというものです。
というのは、北朝鮮は韓国を併合し、朝鮮を統一しようとたくらんでいました。
そのために、韓国に入り込んで情報を収集する必要があったのです。

しかし、韓国人になりすましてのスパイ活動はすぐに捕まってしまいました。
そこで、日本人になりすまして侵入しようと考えたわけです。
その教育役として日本人を拉致した、というわけです。

発覚した拉致問題

北朝鮮による拉致が公になったのは、1987年に起こった大韓航空機爆破事件です。

北朝鮮の工作員(スパイ)が、韓国の航空機を爆破したのです。
1988年に韓国にてソウルオリンピックが開かれる予定でしたので妨害するために事件を引き起こしたと言われています。

この時、北朝鮮の工作員は日本のパスポートを利用していたのです。
そして、問い詰めると日本語や日本の文化を教えた人がいるというのです。
その人がどうやら田口八重子さんという行方不明になっていた女性のようだったのです。

さらに、北朝鮮から亡命した工作員が行方不明の女性を見たと証言し、拉致問題がさらに広く知られるようになっていきます。

今なお帰れない人たちがいる

2002年に小泉純一郎首相(当時)が北朝鮮を訪れた際、北朝鮮のトップである金正日総書記(当時)は拉致問題を認め、謝罪しました。
そして、拉致被害者の5人とその家族が帰国できることになりました。

しかしながら、それ以外の拉致被害者は死亡したと北朝鮮は主張しており、帰ってきていません。
亡くなった拉致被害者のものとされる遺骨は、DNA鑑定の結果、別人のものと判明するなど疑わしい点が多いのです。

そのため、日本政府は北朝鮮が嘘をついていると見て残った拉致被害者の帰国を求め続けているのです。

関連記事

あなたはどう思いましたか?



※承認制ですので、必ず表示されるようになる、というわけではありません。ご了承ください。

  • 2015/01/13 サイト名を「わかるニュース」に変更しました。

    2014/08/25 本サイトの記事が、日本語の教科書として使用されました。(Monty's Bridge to Tomorrow (モンティの明日への架け橋)のユニット8 (Unit 8 Energy)の11ページから13ページ)

    2014/01/13 サイトリニューアルを行いました。

  •  Author:あきひろ
     最新ニュースの中から話題のニュースを選び、できる限りわかりやすく解説していきます。「ここがわからない!」という点がありましたら、メールください!
     メールアドレスは、ak89newsあgmail.comです。(あを@に変えてください!)

PAGE TOP ↑