「団塊の世代」の影響力

公開日: : テーマ解説

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by Grand Parc

人口の増減は、その国の社会に大きな影響を与えるものです。
人が多くなれば、経済が発展したり、治安が悪化したりします。
人が減れば、いままでの社会システムを縮小していかなくてはなりません。

日本は現在人口が減少していますが、少し前までは増えていました。
その増加のきっかけとなった世代が、団塊の世代と呼ばれる年齢の人たちになります。

今回は、団塊の世代についてのお話です。

団塊の世代とは?

団塊の世代とは、1947年から1949年ごろに産まれた人を指します。
2015年現在、66~68歳くらいの人たちを言います。

日本は1945年まで第二次世界大戦でアメリカ等と戦っていました。
そのため、若い男は兵隊にとられてしまったり、戦争中なので産み控えたといったことが起こったのです。
それが終戦になり、ひと段落してどっと子供を産むようになったのです。

このとき、女性1人あたり平均4人も子を持ったのです。
4人兄弟が珍しくなかったのですね。
今は一人っ子が当たり前の時代ですから、信じられないかもしれません。

このように、爆発的に人口が増大した世代を「団塊の世代」と呼ぶようになったのです。

経済大国をつくった団塊の世代

人数が多いということは、それだけ社会に対する影響も大きくなります。
同じような年代で、同じような経験をしてきた人たちは、同じような思考をする傾向が強くなります。

例えば、車が欲しいと団塊の世代が思うようになれば、車がたくさん売れるわけです。
そうなると、企業は団塊の世代に合わせるように車を売りだします。

団塊の世代が活躍した時期は、日本が経済的に大きく成長した時期(高度経済成長)でした。
多くの人口がうまく絡み合い、経済大国日本をつくっていったのです。

団塊の世代の大量退職が問題になった

団塊の世代は日本社会にとって大きな戦力でありました。
2003年ごろには、2007年に団塊の世代が大量退職して大きな問題になるのではないか、と言われたこともありました。(2007年問題)
ただ実際には、年金の需給開始を63~65歳に引き上げられたことなどから退職しない人も多く出て、大きな問題にはなりませんでした。

もうすでに、66~68歳と高齢になってきており、多くの団塊の世代は社会の第一線を引いていると考えられます。

団塊の世代は戦後すぐに産まれ、荒廃した日本を立て直しました。
そして、その人口の多さから退職が懸念されるなど、一挙手一投足が話題になったのです。

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