ソチ・オリンピックにも影響!?いま、ロシアでテロが起こっている理由

公開日: : ロシア

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by e r t z u i ° film

ロシアという国は広大な国です。
日本の45倍もの大きさがあり、世界一の国土を誇ります。

もちろん、はじめからこのように広大な国であったわけではありません。
国がどんどんと拡大していったのです。

国の拡大の結果、ロシアは多くの問題を抱えることとなりました。
ロシアで近年おこっているテロも、歴史と大きく関わっています。

今回は、今年ソチ・オリンピックを開催するロシアが抱えるテロの問題についてのお話です。

中央アジアに進出するロシア


北コーカサスの位置1700年のロシアと北コーカサス、矢印の方向に海洋進出しようとした。
本画像は、Gabagoolさんの「RussianEmpire1700.png」を元に作成されました。

ロシアの中心は、ヨーロッパの北にあります。
ロシアのイメージとしても北にある寒い国というのが一般的ではないでしょうか。

ロシアが拡大していく最大の目的は、不凍港を得ることでした。
というのも、かつてのロシアの港は全て冬には凍ってしまい使い物にならなくなってしまったからです。
ヨーロッパは、フランスやイギリス、ドイツといった強国がありますから進出できない。
そこで、中央アジアから海へでようと考えたのです。

その過程で、19世紀、中央アジアの北カフカスを征服しました
これが悲劇の始まりでした。

抵抗する北カフカスの人々

北カフカスの人々は、もちろん抵抗しました。
そして、独立を求めて闘っていました。
しかし、何年たっても、強大なロシアの前に独立はできないままです。

こうした現状から、一部の北カフカスの人々はテロへと走っていくことになります。

失業でテロに走る若者、崩壊を恐れるロシア

現在、さらに状況を悪くしているのが、北カフカスの経済状況の悪化です。
職につけない多くの若者が、テロに加わってしまっているのです。

なぜ、ロシアはここまでして、今でも北カフカスを守り続けるのか、と思うかもしれません。
現在、ロシアが北カフカスを守るのは、ロシアの崩壊を恐れるからです。
ロシアというのは国土が広大です。
その広大な国土には、様々な民族が存在しています。
もし、北カフカスの人々に独立を認めてしまえば、私たちは、俺たちは、と他の民族も独立してしまうことになりかねません。
となると、ロシアという国自体が崩壊することになってしまうのです。

今年オリンピックが行われるソチは、かつて北カフカスの一民族が住んでいた場所でありました。
そこを切り開き、ソチという保養地を作り上げた。
なので、「カフカス首長国」を名乗る武装勢力は、「あらゆる手段でソチ・オリンピックを阻止する。」と宣言しています。

ロシアが征服して問題化したものの、それに対してテロという手段を取らざるを得ない北カフカスの武装勢力、問題は難しさを深めています。

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