リベリア、サーリーフ氏大統領選再選濃厚:リベリアってどんな国?

公開日: : アフリカ

20111108052007e9d_Rリベリアの位置

アフリカのリベリアで今年ノーベル平和賞を受賞したサーリーフ氏が大統領選で再選することが濃厚になりました。
今回のリベリア大統領選では、4人の候補者が出ました。投票の結果、1位のサーリーフ氏と2位のタブマン氏の得た票の数が同じくらいだったので、誤差の可能性もあるため二人でもう一度選挙することにしました。(決選投票といいます。)しかし、投票で3位4位だった候補者が一位のサーリーフ氏支持を表明したため、2位のタブマン氏が選挙で負けそうになりました。そこで、タブマン氏は「選挙でごまかしがあった。この選挙は無効だから、投票しない。」と言い出しました。結果として、今回の大統領選はサーリーフ氏が勝つことになりそうです。というお話です。
日本人からしたら「え?意味がわからん。」という感じだと思います。選挙でごまかすとかありえない。しかし、アフリカではこのようなことが起こるのですね。やはり、日本から遠い国で感覚もだいぶ違うのだと思います。今回は、そんな未知の国、リベリアについて解説していきます。

リベリアってどんな国?

リベリアというのは、前に述べたようにアフリカの国の一つです。
かつて、アメリカはアフリカから黒人を「輸入」していました。人を「輸入」するという表現はおかしいように思えるかもしれませんが、アメリカでは黒人を奴隷として使い、商品として扱っていました。アメリカでは働く人が足りなくなったため、黒人を使ってそれをおぎなっていたのです。しかし、だんだんとアメリカで働き口が少なくなり、また黒人を奴隷として使うことに対して「おかしい。」と思う人が増え、「黒人たちをもと住んでいたアフリカへ返そう!」という運動が始まりました。その結果、アフリカにできた国がリベリアです。

横暴なアメリコ・ライベリアン

建国されたリベリアでは、アメリカから来た黒人(アメリコ・ライベリアンと呼ばれます。)が先に住んでいた黒人を支配するようになります。
進んだアメリカの国を知っているから俺達に国を任せろ、ということなのでしょう。しかし、先に住んでいた黒人のアメリコ・ライベリアンに対するいらつきはドンドン増していきました。

20110623_CGD_Sirleaf_1112
サーリーフ氏(By Center for Global Development (CGD))

内戦、そして内戦

そして、先に住んでいた黒人はアメリコ・ライベリアン中心の政府に対して戦いを挑みます。
結果、先に住んでいた黒人が政府を倒します。しかし、先に住んでいた黒人同士でまた戦いが始まります。(この内戦では、5歳!からの少年兵が多く使われました。)このような状態が2003年まで続きます。2005年、今回大統領選で再選しそうなサーリーフ氏が当選します。サーリーフ氏はリベリアの再建に貢献したとして、今年ノーベル平和賞を受賞しています。

関連記事

  • 2015/01/13 サイト名を「わかるニュース」に変更しました。

    2014/08/25 本サイトの記事が、日本語の教科書として使用されました。(Monty's Bridge to Tomorrow (モンティの明日への架け橋)のユニット8 (Unit 8 Energy)の11ページから13ページ)

    2014/01/13 サイトリニューアルを行いました。

  •  Author:あきひろ
     最新ニュースの中から話題のニュースを選び、できる限りわかりやすく解説していきます。「ここがわからない!」という点がありましたら、メールください!
     メールアドレスは、ak89newsあgmail.comです。(あを@に変えてください!)

PAGE TOP ↑