世界同時デモ、格差が起こる理由

公開日: : 日本と世界

10月15日に世界同時デモが行われました。「Occupy Wall Street(ウォール街を占拠せよ、という意味)」という名前のついたアメリカの運動がはじまりです。
ウォール街とは、アメリカで多くの金融機関が本社を置いていた資本主義の象徴的な場所です。今回は、世界同時デモの原因となったアメリカの格差問題について解説します。

なぜ、アメリカで格差が生まれるのか?

どうしてアメリカで格差がうまれるのでしょうか。
一つの要因として、コンピューターの存在があります。コンピューターによって生産性があがりました。
例えば、自動車の製造を考えてみましょう。一昔前であれば、部品の製造は一つの機械を一人の労働者が使って作っていました。
仮に、一台の自動車を造るのに10人の人が必要だったとしましょう。しかし、コンピューターによって自動に複数の機械を1人の労働者が扱えるようになりました。
すると、1人で一台の自動車を作ることができるようになります。
結果として、複数の機械を一度に使える1人は多くのお金を貰えますが、残りの9人は仕事がなくなります。
しかも、残った人ができる簡単な仕事につきたい人はたくさんいます。こうなってくると、残りの9人は少しくらい給料が安くてもとりあえず仕事につきたいと思うようになり競争になるので、どんどん給料は下がります。このようにして、コンピューターを使える1人は給料が上がったのに対し、残りの9人は給料が下がり格差が広がるのです。

日本の格差とアメリカの格差

アメリカの格差は、とても大きいです。
しかも、アメリカは競争社会であり、「貧困の原因はその人にある。」という考えがまかり通っています。
いい例がハリケーン・カトリーナの被害を受けたニューオーリンズです。台風で大きな被害を受けたニューオーリンズは貧困層が多い地域だったため、いつまでたっても復旧がなされませんでした。このような考えのため、行政も貧困層を軽視する政策になりやすいです。
その一方、日本の格差はアメリカと比較して小さいです。ジニ係数という所得格差の度合いを表す指数でも、トップのアメリカの約半分です。日本は比較的社会福祉が充実しており、格差が小さいほうなのです。

関連記事

  • 2015/01/13 サイト名を「わかるニュース」に変更しました。

    2014/08/25 本サイトの記事が、日本語の教科書として使用されました。(Monty's Bridge to Tomorrow (モンティの明日への架け橋)のユニット8 (Unit 8 Energy)の11ページから13ページ)

    2014/01/13 サイトリニューアルを行いました。

  •  Author:あきひろ
     最新ニュースの中から話題のニュースを選び、できる限りわかりやすく解説していきます。「ここがわからない!」という点がありましたら、メールください!
     メールアドレスは、ak89newsあgmail.comです。(あを@に変えてください!)

PAGE TOP ↑