イスラエル、ガザ空爆はアラブの春が原因!?

公開日: : 中東


※青がイスラエル、ピンクがパレスチナ、緑がエジプト、赤がシリア
カザ地区はここには描かれてませんが、エジプトよりのイスラエル海岸線沿いにあります。

中東情勢がかなり緊迫してきています。イスラエルが、パレスチナのガザ地区を空爆するなどし、多くの死者がでているようです。なぜこのようなことになってしまったのか、大きな視点で見ていきましょう。

アメリカは中東の独裁政権を支援していた!

現在の中東情勢を理解するには、少し昔の話をしなくてはなりません。昔、アメリカは、ソビエト連邦(現在のロシア)と対立していました。考え方がちがったのです。アメリカは、機会の平等を求めました。すなわち、誰もが平等に、頑張ればその分だけ富を得れる、という資本主義を採用しています。一方で、ソビエト連邦は物質的な平等を求めました。すなわち、誰もが平等に、富を分配するという共産主義を採用していました。どんなに働いても人より多くのお金をもらえませんが、人より貧乏になることはありません。

このような対立構造の中で、アメリカは自分たちの仲間、資本主義を採用する国を増やそうとしました。そして、独裁体制であっても、共産主義になるよりはましだ、と考え支援しました。中東でいえば、チュニジア、エジプト、といった独裁政権を支援しました。

アラブの春でイスラエルは孤立

しかし、2011年にアラブの春が起きます。アラブの春とは、中東地域において民衆が独裁政権を倒した、という一連の政変です。そこで、アメリカと仲の良かった、チュニジア、エジプトの独裁政権も崩壊してしまいました。そして、アメリカをあまり好まない人たちが政権をとります。イスラエルは中東諸国にとって敵です。(詳しくは、パレスチナ問題)そして、イスラエルを支援しているのは、アメリカなのです。アラブの春以前はチュニジア、エジプトもイスラエルに配慮していました。というのも、アメリカと仲がよかったからです。しかし、アラブの春以後、チュニジア、エジプトはアメリカと仲がそこまでよくなくなってしまいました。

これによって、イスラエルは中東で孤立状態にある、といえます。(元々孤立状態だったのですが、さらに情勢が厳しくなった、ということです。)加えて、隣国のシリアも情勢が悪くなってきています。(詳しくは、シリアの現状と国際社会(国際連合)の無力)上記のような様々な要素が絡まり合って、今中東地域は危機的な状況に陥っています。

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