一票の格差!?意味と問題点についてわかりやすく解説します!

公開日: : 選挙

国会

12月16日に選挙が行われることが決定しましたが、選挙のたびに問題になるのが「一票の格差」です。一票の格差って何なのでしょうか。そして、なぜ問題になっているのでしょう。今回は、一票の格差の意味と問題点についてお伝えします。

一票の格差ってなんだろう?

一票の格差とは、選挙をするときに地域によって一票の重みが変わってしまうことを指します。例えば、A地区では有権者が100人いて、B地区には20人の人がいるとします。そして、どちらの地区からも一人の議員が選ばれるとすると、A地区は100人に対して一人の議員、B地区は20人に対して一人の議員となり、B地区の一票はA地区の5倍の重みを持つことになります。

格差があると何が問題なのか?

一票の格差の問題点を考えるためにある高校を考えてみます。A高校では、普通科と音楽科があります。普通科は1クラスしかなく、全体で40人います。音楽科は2つクラスがあり、1クラス10人なので、全体で20人です。今回、文化祭の時の体育館の使用について問題になりました。クイズ会を開きたいという意見と音楽会をやりたいという意見があったからです。

そこで、この高校ではクラスごとに代表者を出して議論することにしました。各クラス真っ二つに意見がわれたのでそれぞれのクラスで選挙が行われました。結果、以下のような結果になりました。

一票の格差1

上記のように普通科からは、クイズ会派の人が一人代表としてでます。一方で、音楽科からは音楽会派の人が二人代表としてでます。 話合いがまとまらなかったため、多数決を取ります。すると、クイズ会派の人は一人、音楽会派の人は二人なので、音楽会をやることに決定しました。

しかし、よく考えてみてください。音楽会をひらきたいと思っている人、クイズ会を開きたいと思っている人、トータルで考えると以下のようになります。

一票の格差2

つまり、クイズ会派の人のほうが多いのです。しかし、代表者を選ぶことで全体の意思が全く違ったものになってしまうのです。

世代間格差と地方・都市部格差

日本でいま起こっていることは、地方から都市部への人口の移動です。仕事が多いなどの理由で、多くの若い人たちは都市部に集まっていきます。結果として、以前の選挙区では都市部の一票の重みが軽くなり、地方の一票が重くなる、一票の格差がうまれてしまうのです。

中でも特に問題なのが、世代間格差です。都市部へ移動する人は主に若い世代であるため、一票の影響力が小さい層は若い世代に集中してしまいます。結果として、地方に多く住んでいる高齢者寄りの政策が優先されるようになってしまいます。

しかし、一方で地方の票が都市部の票よりも重いのはそこまで悪いことではない、と主張する人もいます。というのは、完全に人口によって選挙区が決められると、人口の少ない地方の人たちの意見が通らなくなるのではないか、というものです。一票の格差をなくそうとしている人たちは、地方と都市部の格差については違う方法で解決するべきだ、としています。

参考にしたサイト 一票の格差ってなにが悪いのだろう?一票の格差に関する記事のまとめ

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