北朝鮮問題:北朝鮮について、改めて考えてみよう。

公開日: : アジア

Pyongyang Metro
by Joseph A Ferris III

北朝鮮というと、悪の国、というイメージが日本では強いですね。しかし、イメージだけで物事を考えることには、問題があります。そこで、今回は北朝鮮を改めて確認していき、日本にとっての問題を再確認していきます。

北朝鮮ってこんな国!

○4つの国内政治・経済上の特徴 1.社会主義(共産主義)である

朝鮮半島は、一時期日本が支配していました。第二次世界大戦で日本が負けると、朝鮮半島を支配しようと二つの勢力が戦いました。一つは、ソ連・中国の支援を受けた社会主義(共産主義)を信じるグループ、もうひとつは、アメリカの支援を受けた資本主義を信じるグループでした。二つのグループが戦った結果、朝鮮半島は、北側は社会主義のグループ、南側は資本主義のグループ、が統治することになりました。北は、北朝鮮であり、南は、韓国です。そのため、北朝鮮は社会主義の国と言われます。社会主義とは、平等に富を分配しようという理想にもとづくもので、簡単に言うと、皆同じ賃金にしよう、という考えです。

2.独裁体制である

しかし、北朝鮮の建国者である、金日成は独裁体制を強めていきます。そして、金日成から息子の金正日、そして孫の金正恩へと世襲が続いています。記憶に新しいかもしれませんが、2011年12月に金正恩が最高権力者となりました。権力の移行期であるため、不安定な状態である、とも言われています。

3.情報統制が厳しい

かなり厳しい情報統制がおこなわれているようで、北朝鮮内部の情報を得ることは難しくなっています。北朝鮮への旅行は可能なのですが、ルートや持ち込み制限が厳しいそうです。

4.経済的に低迷、そして、慢性的な食糧不足

経済政策は失敗しているといってよく、慢性的な食糧不足に陥っています。中国・ロシアを中心とした国などの支援を受け取って、なんとか体制を維持している状態です。

○外交関係 1.中国、ロシアと仲がいい

中国、ロシアと仲がいいです。中国は社会主義を理想としている国家であるため最も友好的です。ロシアとは社会主義を理想としていたソ連の後継国家であるため、友好関係が続いています。

2.韓国、日本、アメリカは、敵である、と見なしている

社会主義体制である、北朝鮮は、資本主義体制であるアメリカ、そして、アメリカの影響下にある韓国、日本を敵対視しています。北朝鮮は、韓国をアメリカの操り人形であると批判しています。加えて、韓国とは休戦条約を結んでいるだけで、戦争状態です。

日本にとっての北朝鮮の問題

以上のような背景を考えながら、日本にとっての北朝鮮問題を考えてみます。

1.核・ミサイル開発問題

北朝鮮にとって軍事力の強化は、必須です。理由は二つです。 ①韓国をはじめとした敵対的な勢力から身を守るため ②核開発、ミサイル開発を元に、敵対国から援助を得るため 韓国や日本、アメリカにとって、北朝鮮は核開発やミサイルを開発することは望ましくありません。そこで、食糧援助やエネルギー援助をすることで開発をやめさせようとしています。しかし、それを逆に北朝鮮は利用しようとしているところがあります。

2.拉致問題

日本人が北朝鮮に拉致された問題は、広く知れ渡っています。なぜ、北朝鮮は拉致を行ったのか、という点についてはよく分かっていませんが、韓国にスパイを送り込むため、という説があります。韓国にスパイを送り込むには、日本人になりすましたほうがよかった、ということです。

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