どこまで行くのか!?アフリカにまで進出する中国

公開日: : 中国

Africa
By Jack Zalium

中国は日本を抜き、現在、世界第二位の経済大国となっています。中国の国際政治における影響力は否定することはできません。そして、中国はいま、特にアフリカへの影響力を高めています。多くの人はなぜ中国がアフリカに関与するのか、疑問に思う人も多いでしょう。今回は、そんな中国のアフリカ進出についてのお話です。

中国がアフリカに進出した理由

中国がアフリカ諸国と国交を持ちはじめるのは、1956年のことです。その後、タンザニアでの鉄道建設をはじめ、様々な支援をアフリカ諸国に対してしてきました。

中国というのは、第二次世界大戦後、二つの政府が存在しました。一つは、現在一般に中国と呼ばれる中華人民共和国、もう一つは、現在一般に台湾と呼ばれる中華民国です。中華人民共和国は、共産主義という主義を信奉しており、中華民国は資本主義経済を目指しました。

軍事的に、中華人民共和国のほうが勝ったため、中国の大陸部は中華人民共和国によって制圧され、支配されましたが、台湾に中華民国の残党が逃げ、これを中華人民共和国が攻略できなかったため、中華人民共和国と中華民国が共存することになっています。(現在は、一般的に台湾は中華人民共和国の一部という認識が主流です。) しかし、軍事的に勝利した直後は、国際的に支持を得られませんでした。ほとんどの国は、今の台湾(中華民国)を中国の正統な政府として承認したのです。国際的な承認が得られなければ、国家運営は難しくなります。そのため、アフリカを経済的に支援することによって、アフリカの国々に中華人民共和国を中国の正統な国家として認めてもらおうと考えたのです。

中国のアフリカへの影響の変質ービジネスの場としてのアフリカ

その後、中国の経済が発展していくにつれて、中国で石油や石炭といった天然資源が不足するようになります。アフリカというのは、天然資源の開発が遅れており、天然資源が豊富であると見込まれています。そこで、中国は近年、天然資源の獲得をアフリカで進めています。

加えて、アフリカはビジネスでも有望です。アフリカの人口は増加の一途をたどっています。人口が増えれば、それだけ消費も見込めます。そこで、中国企業はどんどんと進出しているわけです。

しかし一方で、アフリカにおける中国企業の進出がアフリカの地元企業を圧迫しているという指摘もあり、アフリカでは対中感情が悪化していることもあいまって、今後の中国によるアフリカ進出には不透明なところが目立ちます。

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