いま、トルコで大規模デモが起こっている3つの理由

公開日: : アジア

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by schaffertom

トルコで大事件が起きています。トルコ最大の都市、イスタンブールで大規模デモが起こっており、死者もでて、負傷者は数千人単位ででているようです。
なぜトルコでこのような大規模デモが起こったのでしょうか?
今回は、トルコでの大規模デモのお話しです。

理由1:都市開発計画への反発

このデモのきっかけは、イスタンブールの公園の再開発計画でした。イスタンブールは緑地が非常に少ないのですが、その数少ない緑地のあったタクシム広場という場所にショッピングモールを建設しようとトルコ政府は考えています。加えて、トルコは日本などと並んでオリンピック開催を目指しており、そのために大規模な都市開発を進めていました。
このような政府の行動に対し、開発反対のデモが起こったのです。

理由2:強権的な政権

初めは小規模デモだったのらしいですが、これに対し、警察側は放水や催涙弾などを用いて力ずくで鎮めようとしました。しかし、これが逆効果になりました。
トルコ政府のトップは、エルドアン首相という人なのですが、2003年に首相に就任してから、経済政策を成長させ、高い支持率を誇ってきました。そのため、エルドアン首相に反対する人は投獄などされ、目立った反対派はいなくなってしまいました。
誰も反対しないために、強権的になっていく政府に不満を持つ市民も多く、力ずくで鎮めようとする警察側の対応をきっかけとして、大規模なデモへと発展していきました。

理由3:政策のイスラム化

加えて、イスラム的な政策が増えていることに対して反発を覚える人も少なくないようです。
トルコはイスラム教徒が9割以上を占めているのですが、多くは世俗主義といって、戒律をそこまで厳しく守りません。例えば、イスラム教ではお酒を飲むことは禁止されていますが、トルコでは許されています。
しかし、エルドアン首相は、アルコール飲料の販売を制限する政策などを打ち出し、イスラム教の教義に沿った国にしようとしています。

以上の3つの理由で、トルコのイスタンブールでは大規模デモが続いています。

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