沖縄、普天間基地の辺野古移設問題の現状をわかりやすく解説します!

公開日: : 最終更新日:2014/08/30 政策 , ,


by Ojo de Cineasta

沖縄県には、アメリカ軍の基地があります。

日本には、いくつかのアメリカ軍の基地がありますが、その約7割は沖縄に存在しています。
そして、沖縄にある米軍基地の一つ、普天間基地の移設が問題になっています。

なぜ普天間基地が問題になるのでしょう?
今回は、沖縄の普天間基地の辺野古移設問題に関するお話です。

アメリカの領土だった沖縄

かつて沖縄はアメリカの領土だった、と聞いたら驚く人もいるかもしれません。

約70年前、日本はアメリカをはじめとする国々と戦争をしていました。
その過程で、アメリカは沖縄を占領し、自身で統治を始めたのです。

その後、沖縄という地は、中国や北朝鮮といった国々に対処するために軍事的に重要な場所となりました。(沖縄の戦略的重要性
そのため、アメリカは多くの基地を建設していったのです。

わきたつ普天間基地移設

その後、1972年に沖縄は日本に返されました。
しかし、沖縄県につくられたアメリカ軍の基地はそのまま維持することとなりました。
というのも、沖縄県の基地は先ほど述べたように軍事的に重要だったからです。

ところが、1995年、事件が起こります。
少女暴行事件です。
アメリカ軍の兵士が、小学生の女の子に乱暴を働いたのです。

この事件で特に問題だったのが、犯人がアメリカの兵士であったために、犯人を逮捕して、事情を聴くことができなかったことです。
日米地位協定とよばれるものがあり、日本にいるアメリカの兵士は現行犯でなければ、裁判の手続きを始めるまで、身柄を拘束することができないのです。

この事件をきっかけとして、沖縄県ではアメリカ軍の基地の移設を訴える声が高まってきたのです。

その中で、取りざたされたのが、普天間基地です。
この基地は、周りが市街地であり、「世界で最も危険な基地」とも呼ばれています。

基地が人の多いところにあれば、アメリカ軍人が、沖縄県の人たちと接する機会も多くなり、事件の発生も増えます。
さらに、小学校の上空を軍用ヘリが飛ぶなど、事故がおきれば大変なことになるのは目に見えています。

辺野古への移設

ただ、普天間の基地をなくすとしても、先に述べたとおり、戦略的に重要だから沖縄に基地があるのです。
基地をなくして、終わり、というわけにはいきません。

そこで、どこかへ普天間の基地の機能を移動させようとしました。
オーストラリアなどの国外に移動する案や、沖縄県以外の日本に移動させる案などたくさんの案がでました。
しかし、沖縄の戦略的な重要性を考えると、やはり沖縄に移設するしかないというのが、今のところの結論です。

普天間基地と辺野古
普天間基地と辺野古

そして、基地を移設しようとしている場所が、辺野古です。
辺野古は、キャンプシュワブと呼ばれる米軍基地があり、それを拡張する形で、普天間基地を辺野古に移設しようとしています。

しかし、この普天間基地の移設問題は、政権与党や沖縄の県知事、そして、各都市の市長などに影響される部分が多く、このまま素直に移設されるのかどうかは、未知数なところが多いのが現状です。

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