新しいお札の新しい偉人は誰? 全く知らないなという人のための解説 日本銀行新紙幣 高難易度は北里柴三郎か

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日本銀行は、2024年7月3日に新しいお札のデザインに変更発行しました。新札の発行が発表されたのは2019年4月、発行や流通に関する準備がその後行われました。2024年度上期予定でしたが、2024年7月3日に発行が開始されることが決まりました。

新しいお札には、日本の歴史や文化に大きな影響を与えた偉人たちが描かれています。今回は、1万円札、5千円札、千円札の3種類の新デザインが発表され、それぞれに選ばれた偉人についての詳細を解説します。

お札の偉人は誰なのか? そもそも誰だかわからない、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎。なんでこんなにわかりづらいのかというと、日本人が中学までに習う社会の学校授業や一般常識として家庭で教育される範囲にこれらの人物が入らないからではないかと思いました。そして一企業や教育機関の代表となっていたりするのでわかりづらさや、偏り感がでてくるためかと思います。それでも変わっちゃったので、知っておきたいですよね。知らないまま20年とか過ごしますか? 福沢諭吉などは40年も10,000円だったわけですから、知らないままってわけにはいかないでしょう。

参考記事:新紙幣肖像の3人、各界の先駆者 1万円札は「資本主義の父」

新しいお札に描かれる偉人たち一覧

1万円札: 渋沢栄一 しぶさわえいいち

渋沢栄一は「日本資本主義の父」と称され、明治から大正時代にかけて数多くの企業や銀行を設立した実業家です。日本の近代化に大きく貢献した彼は、道徳と経済の両立を説き、多くの人々に影響を与えました。

渋沢栄一は約500の企業に関わっており、商工会議所でリストが出ています。また帝国データバンクでは現存する企業として167社を上げています。そのなかの一番大きな売上のある会社はENEOSです。

5千円札: 津田梅子 つだうめこ

津田梅子は、日本初の女子留学生として知られ、教育者としての道を歩みました。彼女は女子教育の先駆者であり、津田塾大学の創立者としても有名です。女性の教育の重要性を強調し、多くの女子学生に影響を与えました。

千円札: 北里柴三郎 きたざとしばさぶろう

北里柴三郎は、日本の医学界に大きな影響を与えた細菌学者です。破傷風や結核の研究で知られ、多くの命を救った彼は、日本の医学発展に貢献しました。北里大学の創立者でもあり、多くの後進の育成にも力を注ぎました。

わかるニュースの編集メモ

渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎の業績を振り返ると、彼らが日本の現代社会に与えた影響の大きさを再認識できるかもしれませんが、どうしてこんなにわかりづらく感じるのかというと、最初に挙げたように「みんなが知っていないから」。これは日本人の教育レベルだったり常識レベルを問われるということと、そもそも共通の認識 神話やすごく昔で多くの人が同じような捉え方・イメージを持っていないものではないからと考えます。

聖徳太子を政治的にどうとか、一企業に肩入れしているとかは思いません。渋沢栄一は埼玉県では有名で何をしたかわわからないが、かるたの人にいた位は覚えているレベルになっています。「さいたま郷土かるた(旧版)」に「日本の 産業育てた 渋沢翁」として紹介されていたり、新版となる「彩の国21世紀郷土かるた」に「栄一も食べたネギ入りにぼうとう」(だいぶレベル落ちた感じします)として登場します。それでも日本人がみんな知っているわけではない。

今回の新しいお札のデザインは、日本の歴史や文化に深く根ざした偉人たちを称えるものとなっていますが、正直わかりづらいと感じます。今までの聖徳太子の方がわかりやすい。なんなら、やまとたけるとか小野妹子とかの方がわかりやすかったでしょう。ただ織田信長とかにすると賛否両論になりそう、そう考えると以前の伊藤博文はなんで?ってなったかもしれないですね。

さらに詳しく お札の人はどんなことをした人?

渋沢栄一の業績

渋沢栄一は、多くの企業の設立に関与し、日本の近代産業の基礎を築きました。彼が設立に関与した企業には、現在も存在する第一銀行や東京ガスなどがあります。また、渋沢は教育にも力を注ぎ、道徳と経済の両立を説くことで、多くの人々に影響を与えました。

津田梅子の教育改革

津田梅子は、アメリカ留学を経て、日本に女子教育の重要性を伝えました。彼女の教育理念は、単に知識を教えるだけでなく、人格の成長をも重視するものでした。津田塾大学の設立を通じて、多くの女性が高等教育を受ける機会を得ました。

北里柴三郎の医学貢献

北里柴三郎は、細菌学の分野で多くの発見をしました。彼の研究は、破傷風や結核といった重大な病気の治療法の発見につながり、多くの命を救いました。また、北里大学の設立により、後進の育成にも力を注ぎ、日本の医学発展に寄与しました。


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